セミナー番号:2018ys05 【申込み締切】

 パテントテック社では特許情報、科学技術情報を分析し視覚化(パテントマップ)して特定技術の動向調査分析報告書を提供しております。
 パテントテック社では、
  (1)「活用セミナー」・・情報の分析、マップ化、活用方法等のテクニックについて、
  (2)「戦略セミナー」・・知的財産の創造、保護、活用方法等の運用について、
等さまざまな分野の経験者をお招きしてセミナーを継続的に開催致しております。
 『研究開発における特許情報の戦略的活用セミナー』の新企画として、下記のテーマで実施いたします。
 今回は第2回目(東京会場)として実施いたします。 皆様のご参加をお待ち申し上げます。
「研究開発における特許情報の戦略的活用」セミナー
事業に貢献する 『戦略的課題発展型発明生産手法』<第2回目>
知財戦略を支える手法「iDメソッド」〜
講師 ミダスIPパートナーズ代表 大田 恭義 氏
開催日 2018/09/21(金)  13:00 〜 16:30
会場 〒101-0025 東京都千代田区神田佐久間町1-14 第2東ビル606号
PAT-T606会議室

会場地図はこちら
受講料(税別) 有料/ 1名につき27,500円(資料付)別途、消費税相当額と合わせてご入金いただきます。
定員 25名

【プログラム No.1】

テーマ 事業に貢献する
『戦略的課題発展型発明生産手法』<第2回目>
〜実践的知財戦略を支える手法「iDメソッド」〜

講師


大田 恭義(おおた・やすのり)

1984. 東京工業大学大学院修士課程修了
    富士写真フイルム株式会社(現:富士フイルム株式会社)入社。
    医療機器開発に従事。
2000. 知的財産部へ異動
   主に医療事業分野における発明発掘から権利化、契約交渉などの
   知財活動に従事。
2008. 医療機器開発部門との兼務となり、医療事業全体の知財戦略の
   推進や、戦略を実行するリエゾンの組織づくりを牽引。
   その一方で、課題発展型発明生産手法(iDメソッド)を開発し、
   部門展開を行い、自ら発明者として1000件以上の国内出願を
   短期間で推進。
   医療事業分野で勝ち抜くための知財活動を主導し、本手法を
   世の中に広めるべく2015年秋に退社。
2015.ミダスIPパートナーズを創業
   一般社団法人企業研究会の研究アドバイザーも務め、複数企業の
   知財戦略コンサルタントを手掛け、各種社内外セミナーも開催。
2017.インパテック株式会社 パテントマップ研究会 アドバイザーに就任。

E-mail:tanayoba.1242@gmail.com


講義概要
 「彼を知り己を知れば百戦して殆(あや)うからず」孫子の兵法で有名な言葉です。
 『知財の事業貢献を見える化するシリーズ』では、第一弾として、「彼を知る」特許情報解析について
解説しましたが、今回は第二弾として、「己を知る」ところにスポットを当てて解説致します。
 知財戦略が機能しない6つの要因の内、非常に重要なものの一つに「知財戦略どおりの発明生産活動を行う
"ことができない」ことが挙げられます。"
知財戦略どおりの発明生産活動を行うためには、上位概念化して広い権利を確保したり、進歩性を確保して登
録率を高めるだけでは実現しません。アイデアを磨く前に、競合他社が気づいていない「課題」を先取りすることが
必要になってきます。
 本セミナーでは、競合他社の先読みによる新規な「課題」を先取りする課題展開型発明生産手法「iDメソッド」
を自身の体験から生み出し、実際に活用し事業に貢献した経験をふまえて、その概要について解説致します。


1.なぜ御社の知財戦略は機能していないのでしょうか?
・知財戦略とは
・知財戦略の推移
・知財戦略が機能しない6つの要因を解明
・知財戦略の本質はPPM
・ポートフォリオギャップを埋める
・事業で勝ち抜く知財活動

2.富士フイルムのV字回復事例
・危機意識が欠如した知財部員が知財活動をダメにする
・事業転換に成功した富士フイルムの知財部危機意識の紹介

3.事業に勝ち抜くための知財戦略を支える課題発展的発明生産手法「iDメソッド」
・一般的なアイデア創出の類型
・事業で勝ち抜く発明生産手法「iDメソッド」は課題に拘る
・「iDメソッド」を活用した“砂漠のオアシス戦略”
  〜ランチェスター戦略、ブルーオーシャン戦略との違い〜
・A社とB社、どちらの知財活動がいい活動?
・課題を転がすための課題展開4原則

4.「iDメソッド」実施例の紹介(基礎編)
・<会議>について考える

5.「iDメソッド」演習(基礎編)
・「iDメソッド」の基本フレームワーク
・転がる鉛筆

6.「iDメソッド」導入による効果
・競合他社の先読み優位性確保
・発明生産業務の効率化
・新製品&新事業展開


<ご案内>パテントテック社では、今後も継続して企画実施してまいりますのでご期待ください。
※セミナーのテーマ、講師等のご要望がございましたら、お申込みフォームの「通信欄」に
お書き添えをお願いいたします。