「研究開発における特許情報の戦略的活用」セミナー『戦略的課題発展型発明生産手法』<第1回目>〜実践的知財戦略を支える手法「iDメソッド」〜 | |
---|---|
講師 | ミダスIPパートナーズ代表 大田 恭義 氏 |
開催日 | 2018/04/13(金) 13:00 〜 16:30 |
会場 | 〒101-0025 東京都千代田区神田佐久間町1-14 第2東ビル606号 PAT-T606会議室 会場地図はこちら |
受講料(税別) | 有料/ 1名につき27,500円(資料付)別途、消費税相当額と合わせてご入金いただきます。 |
定員 | 25名 |
テーマ | 事業に貢献する 『戦略的課題発展型発明生産手法』<第1回目> 〜実践的知財戦略を支える手法「iDメソッド」〜 |
講師 |
大田 恭義(おおた・やすのり)
1984. 東京工業大学大学院修士課程修了 富士写真フイルム株式会社(現:富士フイルム株式会社)入社。 医療機器開発に従事。 2000. 知的財産部へ異動 主に医療事業分野における発明発掘から権利化、契約交渉などの 知財活動に従事。 2008. 医療機器開発部門との兼務となり、医療事業全体の知財戦略の 推進や、戦略を実行するリエゾンの組織づくりを牽引。 その一方で、課題発展型発明生産手法(iDメソッド)を開発し、 部門展開を行い、自ら発明者として1000件以上の国内出願を 短期間で推進。 医療事業分野で勝ち抜くための知財活動を主導し、本手法を 世の中に広めるべく2015年秋に退社。 2015.ミダスIPパートナーズを創業 一般社団法人企業研究会の研究アドバイザーも務め、複数企業の 知財戦略コンサルタントを手掛け、各種社内外セミナーも開催。 2017.インパテック株式会社 パテントマップ研究会 アドバイザーに就任。 E-mail:tanayoba.1242@gmail.com |
講義概要 | 「彼を知り己を知れば百戦して殆(あや)うからず」孫子の兵法で有名な言葉です。 『知財の事業貢献を見える化するシリーズ』では、第一弾として、「彼を知る」特許情報解析について解説しま したが、今回は第二弾として、「己を知る」ところにスポットを当てて解説致します。 知財戦略が機能しない6つの要因の内、非常に重要なものの一つに「知財戦略どおりの発明生産活動を行う "ことができない」ことが挙げられます。" 知財戦略どおりの発明生産活動を行うためには、上位概念化して広い権利を確保したり、進歩性を確保して登 録率を高めるだけでは実現しません。アイデアを磨く前に、競合他社が気づいていない「課題」を先取りすることが 必要になってきます。 本セミナーでは、競合他社の先読みによる新規な「課題」を先取りする課題展開型発明生産手法「iDメソッド」 を自身の体験から生み出し、実際に活用し事業に貢献した経験をふまえて、その概要について解説致します。 1.なぜ御社の知財戦略は機能していないのでしょうか? ・知財戦略とは ・知財戦略の推移 ・知財戦略が機能しない6つの要因を解明 ・知財戦略の本質はPPM ・ポートフォリオギャップを埋める ・事業で勝ち抜く知財活動 2.富士フイルムのV字回復事例 ・危機意識が欠如した知財部員が知財活動をダメにする ・事業転換に成功した富士フイルムの知財部危機意識の紹介 3.事業に勝ち抜くための知財戦略を支える課題発展的発明生産手法「iDメソッド」 ・一般的なアイデア創出の類型 ・事業で勝ち抜く発明生産手法「iDメソッド」は課題に拘る ・「iDメソッド」を活用した“砂漠のオアシス戦略” ・A社とB社、どちらの知財活動がいい活動? ・課題を転がすための課題展開4原則 4.「iDメソッド」実施例の紹介(基礎編) ・<会議>について考える 5.「iDメソッド」演習(基礎編) ・「iDメソッド」の基本フレームワーク ・転がる鉛筆 6.「iDメソッド」導入による効果 ・競合他社の先読み優位性確保 ・発明生産業務の効率化 ・新製品&新事業展開 |