★「楽器の研究 よもやま話」の新刊

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楽器をもっと楽しむための耳寄りな話

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楽器の音響よもやま話
~楽器の耳寄りの話~


定価 ¥ 1,004(税込)
販売価格 ¥ 1,004(税込)
商品番号:148004
ISBN: 978-4-86474-042-5

■発刊日:2014年9月15日
■販売:パテントテック社

■監修:ミクムス研究所
■発行所:株式会社 ITSC 静岡学術出版事業部
■資料体裁:B6判、150頁、単行本

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■内容紹介

楽器は演奏して楽しむものですが、音や音楽を聴いて楽しむ立場もあります。 
長年、楽器の研究開発に携わってきた経験から、本書では音楽を「聴く」立場の
ための、聴覚や音響の話をします。 音楽をもっと楽しむための、耳よりな「耳寄り
の話」をお聞きください。




まえがき

はじめに

第1章 楽器つくりは音つくり

耳寄りの話:楽器を創造するということは
1.ストラディヴァリは本当に名器か:良いバイオリン創りに挑む
2.スタインウェイピアノの秘密:よく鳴るわけ
3.金管楽器の吹奏感の良し悪し:トランペットの音色は奏者しだい
4.楽器と奏者のインターフェース:良い楽器とは
5.いつまでたっても大正琴?
6.楽器の音つくりと評価する力:経験と感性をやし培う
7.ピアノとピアノ音楽の革新はあるか:ピアノは博物館に送り込めるのか

第2章 楽器の音響現象

耳寄りの話:楽器製作過程と音のつくりの要因
1.打楽器の調律と音程感:音板打楽器・チューブラ・ベル
2.楽器の材質と音色(音質と響き)
3.打楽器の立ち上がり音と減衰特性:マイクのりが良い音とは
4.ピアノタッチによって音・音楽は変わる
5.ピアノのコトコト音
6.ピアノのニャ音
7.サキソホンの狼音(ウルフトーン)
8.ハモンドオルガンのカサコソ音の魅力

第3章 音響空間の現象
耳寄りの話:サイレント楽器の開発と背景と秘話
1.人はなぜコンサートにでかけるのか
2.視覚と音響の調和感と違和感
3.残響:ホール音響
4.反射:野外コンサート:直接音と間接音
5.吸音:音はどこまで届くか
6.指向性と遠達性 ”遠音が効く”

第4章 聴覚・視覚の現象
耳寄りの話:音楽(聴覚)と映像(視覚)の間
1.聴覚の個人差:加齢による聴覚の衰え
2.音像の定位
3.聴覚は家族の絆:子供と高齢者と犬
4.聴覚の活用

第5章 音・音楽をもっと楽しもう
1.耳よりな話:補聴器で良い音をキャッチ
2.耳よりな事例紹介

おわりに

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