★ダイヤモンド社発行「今日から使えるパテントマップ入門」の詳細解説書
〔パテントマップシリーズ〕
パテントマップの全知識[増刷改訂版]
定価 ¥ 39,800(税込)
販売価格 ¥ 39,800(税込)
商品番号:141025
ISBN: 978-4-86483-375-2
■発刊日:2014年6月1日
■発行所:パテントテック社
■著者:新井喜美雄
■資料体裁:A4判、211頁、簡易製本
■本誌の特徴等 この書は、ダイヤモンド社から2000年以降2008年までに発売された「パテントマップ入門」「簡単パテントマップ」等の集積版、本格版としての目的で作成したものである。 前著の4冊は、いずれも入門書であり、内容がやや簡略すぎること、また各冊子の内容は、毎回約4割更新6割据え置きで書かれたものであるため、4冊の各4割分をを合計すれば、より多くを把握できるのであるが、既に古いものは絶版になっていること、何よりも問題なのは紙数の関係で、各項に記載する内容は最低限のことに限られていること、また本来なら数件のパテントマップを用いて説明すべきところを1件だけに絞っていることなど非常に不十分なものであった。 本著は、それらの点を考慮して、これまでダイヤモンド社から発売された「パテントマップ」に沿った本格版として著作したものである。 この書を発売してから既に5年が経過し、その間に説明不足の箇所、説明不備の箇所、誤記など気付いたところが多々あるので、この際改訂版を出すことにして、その不備などを改めることにした。 はじめに A.パテントマップの活用目的、基礎知識、見方、読み方 1.パテントマップの活用目的 1.1 パテントマップの活用目的 1.2 パテントマップの必要な理由 2.パテントマップの基礎 2.1 パテントマップとは 2.2 特許情報の分析、解析の意味 2.3 特許情報の情報的把握の手法 2.4 パテントマップの基本2類型 2.5 情報分析の基本パターン 2.6 情報をマトリクス化する意味 2.7 図表化の意味 2.8 パテントマップの見方、読み方の基本 B.パテントマップの種類 3.パテントマップの種類 3.1 特許マップの体系 3.2 パテントマップの種類 C.数、動向、分布、関係のパテントマップ 4.統計処理型パテントマップの種類とその作成目的、見方、読み方 4.1 ランキングマップ 4.1.1 作成目的 4.1.2 種類と作成方法 4.1.3 見方、読み方 4.1.4 実施例 (1)ある特定出願人が行っている技術開発テーマにどんなものがあるかを知りたい (2)ある特定出願人の特定テーマについて、どのような開発者がいるか知りたい (3)ある特定開発者が取り組んできた開発テーマが何であるかを知りたい (4)ある特定開発者のある特定開発テーマについて、共同開発者に誰がいるかを知りたい 4.2 シェアマップ 4.2.1 作成目的 4.2.2 種類と作成方法 4.2.3 見方、読み方 4.2.4 実施例 (1)特定出願人の技術開発状況を技術分野別に知りたい 4.3 時系列マップ 4.3.1 作成目的 4.3.2 種類と作成方法 4.3.3 見方、読み方 4.3.4 実施例 (1)発明者の出願動向を知りたい (2)技術毎に開発技術者がどのくらい投入されているかを知りたい 4.4 レーダーマップ 4.4.1 作成目的 4.4.2 種類と作成方法 4.4.3 見方、読み方 4.4.4 実施例 (1)特定出願人の特定技術の開発進展状況を知りたい 4.5 マトリクスマップ 4.5.1 作成目的 4.5.2 種類と作成方法 4.5.3 見方、読み方 4.5.4 実施例 (1)複数の特定出願人が複数の特定技術のどのような開発に力を入れていたかを知りたい (2)特定出願人がどのような技術開発に注力しているかを知りたい (3)どのような技術開発が盛んで、どのような技術開発が未着手かを知りたい (4)特定出願人がどの特定出願人と共同開発しているかを知りたい 4.6 コリレイションマップ 4.6.1 作成目的 4.6.2 種類と作成方法 4.6.3 見方、読み方 4.6.4 実施例 (1)特定分類に相関関係の深い分類に何があるかを知りたい (2)特定発明者の共同発明者に誰がいるかを知りたい (3)ある特定技術の開発組織と構成はどのようになっているかを知りたい (4)特定の開発プロジェクトの組織と構成はどのようになっているかを知りたい 4.7 ニューエントリマップとリタイアリマップ 4.7.1 作成目的 4.7.2 種類と作成方法 4.7.3 見方、読み方 4.7.4 実施例 (1)特定出願人の新技術の変遷を知りたい (2)特定技術テーマに関して、研究開発から撤退した技術を知りたい 4.8 ポートフォリオマップ 4.8.1 作成目的 4.8.2 種類と作成方法 4.8.3 見方、読み方 4.8.4 実施例 (1)特定出願人の特定技術について、ライフサイクルを知りたい (2)特定出願人の複数の特定技術について、伸びている技術が何であるかを知りたい (3)特定業界・出願人・技術の発展・育成度を知りたい 4.9 グロスレイトマップ 4.9.1 作成目的 4.9.2 種類と作成方法 4.9.3 見方、読み方 4.9.4 実施例 (1)特定業界で最近注目され技術開発が盛んである技術は何かを知りたい (2)ホンダが最近力を入れている技術開発は何かを知りたい 4.10 ユニークデータマップ 4.10.1 作成目的 4.10.2 種類と作成方法 4.10.3 見方、読み方 4.10.4 実施例 (1)ある特定業界で特定企業だけが手がけている技術開発に何があるかを知りたい 4.11 コアファインドマップ 4.11.1 作成目的 4.11.2 種類と作成方法 4.11.3 見方、読み方 4.11.4 実施例 (1)芳香剤・消臭剤業界のコア技術は何かを知りたい (2)カシオ計算機のコア技術は何かを知りたい 4.12 類似率マップ 4.12.1 作成目的 4.12.2 種類と作成方法 4.12.3 見方、読み方 4.12.4 実施例 (1)ある特許情報の類似特許をIPCとFタームから見つけたい 4.13 階層マップ 4.13.1 作成目的 4.13.2 種類と作成方法 4.13.3 見方、読み方 4.13.4 実施例 (1)Fタームテーブルに該当する特許情報を割り付けたい D.技術の展開、内容関係のパテントマップ 5.リスト型パテントマップの種類とその作成目的、見方、読み方 5.1 技術発展マップ 5.1.1 作成目的 5.1.2 種類と作成方法 5.1.3 見方、読み方 5.1.4 実施例 5.2 要旨マップ 5.2.1 作成目的 5.2.2 種類と作成方法 5.2.3 見方、読み方 5.2.4 実施例 5.3 構成部位マップ 5.3.1 作成目的 5.3.2 種類と作成方法 5.3.3 見方、読み方 5.3.4 実施例 6.「特許請求の範囲」に着目したマップの種類とその作成目的、見方、読み方 6.1 統計型マップ(クレームマップ) 6.1.1 作成目的 6.1.2 種類と方法 6.1.3 見方、読み方 6.1.4 実施例 (1)各特許情報の各クレームの新規性を知る 6.2 リスト型マップ(クレームチャート) 6.2.1 作成目的 6.2.2 種類と方法 6.2.3 見方、読み方 6.2.4 実施例 (1)1特許情報内の請求項の相互関係がどのようになっているかを知る 7.引用関係に着目したマップの種類とその作成目的、見方、読み方 7.1 サイテイションマップ 7.1.1 作成目的 7.1.2 種類と方法 7.1.3 見方、読み方 7.1.4 実施例 (1)関連する複数個の特許情報について、それらに付与された引例情報を遡及的に辿るこ (2)特定の特許情報について、それが引用された特許情報に何があるかを知る E.パテントマップの作成方法 8.パテントマップ作成の基礎 8.1 分析対象母集団の考え方 8.2 特許情報の収集(調査) 8.3 マップ作成者 8.4 データ抽出観点の種類 8.4.1 出願人、発明者 8.4.2 分類Ⅰ(IPC、FI) 8.4.3 分類Ⅱ(Fターム) 8.4.4 キーワード 8.4.5 自社分類、自社コード 8.5 分析手法の種類 8.6 図表化技術の種類 9. パテントマップの作成方法 9.1 手作業による手作りマップ作成法と専用ソフトによる自動処理マップ作成法 9.2 ソフト活用のメリット・デメリット 9.3 データコーディング 9.4 キーワード処理 10. パテントマップの手作り方法 10.1 手作りマップ作成の手順 10.1.1 パテントマップ作成目的・方針の明確化 10.1.2 要旨作成の観点項目を決定 10.1.3 観点データ抽出・データコーディング作業 10.1.4 要旨マップ作成フォーマット決定 10.1.5 要旨マップ作成 10.1.6 基本表の作成 (1)出願人動向表 (2)技術動向表 (3)出願人・技術分布表 (4)技術・技術分布表 10.1.7 基本表のマトリクスマップ化 F.パテントマップの活用方法 11. パテントマップの活用方法の種類 12. 技術開発の実態を把握するためのパテントマップの使い方 13. 技術開発実態把握の方法と実例 13.1 特定企業の技術開発実態把握の方法と実例 13.1.1 特定企業の技術開発実態把握項目 13.1.2 (実例1)企業の多角化を調べる ○どんな技術開発分野に実績があるか ○どんな分野の技術開発に進出しているか ○どんな分野で技術開発を積極的に行っているか ○どこと組んで共同して技術開発を行っているか 13.1.3 (実例2)企業の先進性を調べる ○各技術開発分野の人的規模、動向はどうか ○最近の新しい技術開発分野は何か ○どのような技術開発に力を入れているか 13.2 特定業界の技術開発実態把握の方法と実例 13.2.1 特定業界の技術開発実態把握項目 13.2.2 業界の注力分野を調べる ○各企業の技術開発成果はどうか ○各企業における特定技術の技術開発成果の動向はどうか ○各企業がどんな技術開発に注力しているか 13.3 特定研究機関の技術開発実態把握の方法と実例 13.3.1 研究機関の協力関係を調べる ○この研究機関ではどんな研究開発が伸びているか ○共同研究開発企業はどこか ○共同研究開発プロジェクトはどうなっているか ○どんな研究開発をいつ頃から始めたか ○どんな研究開発をいつ止めたか 13.4 特定研究者の技術開発実態把握の方法と実例 13.4.1 特定研究者の技術開発実態把握項目の例 13.4.2 技術開発者の歩みを調べる ○個人出願の注意点 ○林慎一郎氏はどんな技術開発を積極的に行っているか ○技術開発分野にどんな変化があるか 13.5 特定製品の技術開発実態把握の方法と実例 13.5.1 特定製品の技術開発実態把握項目例 13.5.2 製品の特性を調べる ○どこの企業が取り組んでいるか ○どんな内容の技術開発が行われているか ○各企業はどんな技術開発に力を入れているか ○主力発明者の特徴とする開発は何かを知る ○各社の独自技術は何か ○象印マホービンとタイガー魔法瓶の技術の違いは何か 13.6 特定技術の技術開発実態把握の方法と実例 13.6.1 特定技術の技術開発実態把握項目 13.6.2 技術の広がりを調べる ○どんな技術開発が盛んであるか。 ○技術の開発動向はどうか ○最近行われた技術開発には何があるか ○技術開発で見落とされているものはないか ○各技術の成熟度(ライフサイクル)はどうか ○この技術開発の成熟度(ライフサイクル)を業界(全体)と個別企業で見る ○どの企業がいつ頃から参入しどのくらい技術開発成果を挙げているか ○各業界の参入企業がどのような技術開発に力を入れているか ○用途開発がどのような分野に波及進展しているか ○最近ではどのような技術開発が伸びているか ○特定技術がどのような他分野に関係しているか ○特定企業だけが行っている独自技術は何か ○企業の共同開発関係を知りたい ------------------------------------------------------------------------------- |