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海洋汚染問題を解決する生分解性プラスチック開発
定価 ¥ 55,000(税込)
販売価格 ¥ 55,000(税込)
商品番号:dn0079
ISBN: 978-4-86043-814-2
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■発刊日:2023年2月10日
■販売者:パテントテック社
■出版社:株式会社エヌ・ティー・エス
■資料体裁:B5版、406頁
・「プラスチック資源循環促進法」の施行によりあらためて
注目を集める生分解性プラスチック、その最新動向を追う!
・プラスチックによる海洋汚染の現状を把握し、有効な汚染
対策としての生分解性プラスチック開発のための技術動向を
俯瞰する!
・大学・公的機関を中心に研究成果を掲載、産業応用への
取り組みとして解析・分析、国際基準から材料開発、
高効率生産技術、代替材料の開発までを体系的に詳解!
●執筆者
監修者
岩田 忠久 東京大学 大学院農学生命科学研究科 教授
執筆者
岩田 忠久 東京大学 大学院農学生命科学研究科 教授
加藤 英仁 日本プラスチック工業連盟 専務理事
中嶋 亮太 国立研究開発法人海洋研究開発機構 地球環境部門海洋生物環境影響研究センター
グループリーダー
藤倉 克則 国立研究開発法人海洋研究開発機構 地球環境部門海洋生物環境影響研究センター
センター長
鑪迫 典久 愛媛大学 大学院農学研究科 教授
岡﨑 友紀代 愛媛大学 大学院農学研究科 研究員
国岡 正雄 国立研究開発法人産業技術総合研究所 社会実装本部社会実装戦略部標準化推進室
標準化オフィサー
菊地 貴子 一般財団法人化学物質評価研究機構 高分子技術部 主管研究員
中山 敦好 国立研究開発法人産業技術総合研究所 バイオメディカル研究部門 主任研究員
三浦 隆匡 独立行政法人製品評価技術基盤機構 バイオテクノロジーセンター 産業連携推進課 主任
日高 晧平 独立行政法人製品評価技術基盤機構 バイオテクノロジーセンター 生物資源利用促進課 主任
森 美穂子 独立行政法人製品評価技術基盤機構 バイオテクノロジーセンター 産業連携推進課 専門官
山口 薫 独立行政法人製品評価技術基盤機構 バイオテクノロジーセンター 生物資源利用促進課 主査
照井 保幸 独立行政法人製品評価技術基盤機構 バイオテクノロジーセンター 産業連携推進課 課長
荒田 芙美子 独立行政法人製品評価技術基盤機構 バイオテクノロジーセンター 上席参事官
内野 佳仁 独立行政法人製品評価技術基盤機構 バイオテクノロジーセンター 生物資源利用促進課 主査
紙野 圭 独立行政法人製品評価技術基盤機構 バイオテクノロジーセンター 計画課 室長
粕谷 健一 群馬大学 学長特別補佐/大学院理工学府 教授
鈴木 美和 群馬大学 食健康科学教育研究センター 助教
橘 熊野 群馬大学 大学院理工学府 准教授
森 浩之 日本バイオプラスチック協会 顧問
廣江 綾香 東京農業大学 生命科学部 助教
柘植 丈治 東京工業大学 物質理工学院 准教授
大村 拓 東京大学 大学院農学生命科学研究科
芦内 誠 高知大学 農林海洋科学部 教授
野田 拓海 信州大学 繊維学部 研究員
髙坂 泰弘 信州大学 先鋭領域融合研究群先鋭材料研究所/繊維学部 准教授
榎本 有希子 東京大学 大学院農学生命科学研究科 准教授
藤枝 謙太郎 東京大学 大学院農学生命科学研究科
中山 祐正 広島大学 大学院先進理工系科学研究科 准教授
塩野 毅 広島大学 大学院先進理工系科学研究科 教授
徐 于懿 大阪大学 大学院工学研究科 准教授
宇山 浩 大阪大学 大学院工学研究科 教授
田中 修吉 日本電気株式会社 研究開発部門 ディレクター
甘 弘毅 公益財団法人高輝度光科学研究センター 放射光利用研究基盤センター
テニュアトラック研究員
高田 健司 北陸先端科学技術大学院大学 サスティナブルイノベーション研究領域 助教
金子 達雄 北陸先端科学技術大学院大学 サスティナブルイノベーション研究領域 教授
黄 秋源 東京大学 大学院農学生命科学研究科 特任研究員
木村 聡 東京大学 大学院農学生命科学研究科 技術専門職員
齋藤 敬 京都大学 大学院総合生存学館 教授
中川 慎太郎 東京大学 生産技術研究所 助教
吉江 尚子 東京大学 生産技術研究所 教授
青木 大輔 千葉大学 大学院工学研究院 准教授
三宅 仁 アイ-コンポロジー株式会社 代表取締役
野中 寛 三重大学 大学院生物資源学研究科 教授
岩宮 陽子 株式会社超越化研 代表取締役社長
廣井 善二 東京大学 物性研究所 教授
樋口 暁浩 株式会社ダイセル マテリアルSBU研究開発グループ 主席研究員
小林 慧子 株式会社ダイセル マテリアルSBU研究開発グループ 研究員
磯部 紀之 国立研究開発法人海洋研究開発機構 海洋機能利用部門生物地球化学センター有機
分子研究グループ 副主任研究員
後藤 武弘 大東化成工業株式会社 研究開発部 部長
北之馬 麻希 大東化成工業株式会社 研究開発部 主任
城崎 智洋 熊本県産業技術センター 材料・地域資源室 研究参事
永岡 昭二 熊本県産業技術センター 材料・地域資源室 研究主幹/室長
伊福 伸介 鳥取大学 大学院工学研究科 教授
序 論 持続可能な社会に向けた生分解性プラスチックの創製と課題 《岩田 忠久》
第Ⅰ編 プラスチック海洋汚染と生分解性評価
第1章 産業界における海洋プラスチック問題の課題と取組み 《加藤 英仁》
第2章 プラスチックの海洋汚染評価
第1節 深海におけるプラスチック汚染の現状 《中嶋 亮太》
第2節 ハイパースペクトルイメージングを用いたマイクロプラスチック分析技術の開発
《中嶋 亮太,藤倉 克則》
第3節 マイクロプラスチックの生体影響と評価手法 《鑪迫 典久,岡﨑 友紀代》
第3章 生分解性プラスチックの海洋分解性評価と識別表示法
第1節 生分解性プラスチックに関わるISO国際標準化動向 《国岡 正雄》
第2節 海洋生分解性評価法の開発 《菊地 貴子》
第3節 生分解性プラスチックの海洋生分解性評価手法 《中山 敦好》
第4節 海洋生分解性の評価項目としての微生物の解析
《三浦 隆匡,日高 晧平,森 美穂子,山口 薫,照井 保幸,荒田 芙美子,内野 佳仁,紙野 圭》
第5節 海洋生分解性プラスチックの研究開発 《粕谷 健一,鈴木 美和,橘 熊野》
第6節 生分解性プラスチックの導入事例と識別表示 《森 浩之》
第2編 生分解性プラスチックの開発
第1章 バイオの力でつくる生分解性プラスチック
第1節 さまざまな側鎖を有する微生物産生ポリエステルの開発 《廣江 綾香,柘植 丈治》
第2節 高強度・高伸縮性を有する微生物産生ポリエステル繊維の開発 《大村 拓,岩田 忠久》
第3節 天然高分子ポリγグルタミン酸からつくる環境配慮型「メディシナルプラスチックス」 《芦内 誠》
第2章 化学の力でつくる生分解性プラスチック
第1節 素反応開発による生分解性プラスチックの新しい合成法 《野田 拓海,髙坂 泰弘》
第2節 長鎖脂肪族ポリエステルの環境分解性 《橘 熊野,粕谷 健一》
第3節 ジバニリン酸を利用した生分解性プラスチックの開発 《榎本 有希子,藤枝 謙太郎,岩田 忠久》
第4節 生分解性を有する新規機能性コポリエステルの設計と合成 《中山 祐正,塩野 毅》
第3章 天然物の力でつくる生分解性プラスチック
第1節 天然素材を利用した海洋分解性プラスチック 《徐 于懿,宇山 浩》
第2節 海洋分解性を有するセルロース系バイオプラスチックの開発 《田中 修吉》
第3節 パラミロンエステル誘導体の合成と物性評価および環境水分解性 《甘 弘毅,岩田 忠久》
第4章 生分解性開始スイッチ機能の開発
第1節 光スイッチ型海洋分解性プラスチックの開発 《高田 健司,金子 達雄》
第2節 生分解開始機能を有する酵素内包生分解性プラスチックの開発 《黄 秋源,木村 聡,岩田 忠久》
第3節 芽胞内包生分解性プラスチック 《鈴木 美和,橘 熊野,粕谷 健一》
第4節 光による安定化・分解を活用したエコマテリアルの開発 《齋藤 敬》
第5節 生分解性と自己修復性の両立に向けた研究開発 《中川 慎太郎,吉江 尚子》
第5章 高性能な生分解性プラスチックの材料開発
第1節 バイオマスプラスチックを肥料に変換するリサイクルシステムの開発 《青木 大輔》
第2節 海洋生分解性バイオマス複合プラスチック材料「Biofade」の開発 《三宅 仁》
第3編 天然素材からつくるプラスチック代替材料
第1章 成形/コーティング技術
第1節 オールバイオマス成形技術の開発 《野中 寛》
第2節 紙をプラスチック代替材料とするシリカ樹脂コーティング技術 《岩宮 陽子, 廣井 善二》
第2章 注目のプラスチック代替材料の開発
第1節 生分解性酢酸セルロースの開発 《樋口 暁浩,小林 慧子》
第2節 セルロースをもちいた海にやさしい素材の開発 《磯部 紀之》
第3節 天然セルロース原料である「CELLULOBEADS」の化粧料への応用 《後藤 武弘,北之馬 麻希》
第4節 吸水性セルロースマイクロビーズ「モイストセルロースⅡ」の開発 《城崎 智洋,永岡 昭二》
第5節 カニ殻由来の新素材キチンナノファイバーの実用化に向けた取組み 《伊福 伸介》