★パテントマップを実用的に分かりやすく解説!
〔パテントマップシリーズ〕
実用パテントマップ〔増補改訂版〕
定価 ¥ 9,900(税込)
販売価格 ¥ 9,900(税込)
商品番号:231053
ISBN: 978-4-86685-859-3
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■発刊日:2023年1月23日
■販売者:パテントテック社
■編集監修者:インパテック株式会社
■資料体裁:B5版、224頁、簡易製本
正誤表
■本誌の特徴等
● パテントマップについて実用的に図表を多く用いて分かりやすく解説
(特許情報分析の第一人者と パテントマップソフトの運用、応用技術の精通者がタッグを組んで編集)
● 新しく知財業務、パテントマップ作成を志す人の教材、活用書として最適
まえがき
「パテントマップ」(‘85 年、新技術開発センター)という書籍を、著者の一人新井喜美雄が最初に上梓したとき、
この本が、この分野のバイブルと言われましたが、それから既に40年以上経過しました。最初の頃はカードを用いて
手作業でパテントマップを作る時代でした。
それから更にパソコンが普及し、OfficeのExcelなどのソフトが自由に使えるようになり、様々なパテントマップが
作成できるようになり、最初の出版から約10年経過したのを機に、「パテントマップ」を全面改訂して
「最新パテントマップ」(‘97 年、新技術開発センター)を出版しました。 その後、特許データベースが普及し始め、
誰もが特許データを入手できるようになったので、パテントマップの普及を更に図るために、手軽に購入できて気軽に読める
小冊子体の「パテントマップ入門」(2000 年、ダイヤモンド社)を出版し、その後約10年間内容を部分的に少しずつ変えながら
改訂版を数回出し続けましたが、それも既に絶版になっています。 そこで、今までの著作の集大成と言う意味を込めて、
著者の一人新井喜美雄は「パテントマップの全知識」(2009 年、パテントテック社)を出版しました。
しかし、一方で既に絶版になったような手軽な入門書を求める要望が再び増えてきましたので、「パテントマップの全知識」の
基本的な事項のみ取り上げ、新たな観点(パテントマップの活用と実践)で編集することにより、実用的により分かり易く
解説することを主眼に、新井大樹の協力を得て、本書を出版することにしました。 そして、その「実用パテントマップ」も
発行してから、まもなく10年になり、最近は、知的財産を経営戦略に結び付けて一体的に考える知財(IP)ランドスケープ
と言う概念が浮上し、パテントマップを知財ランドスケープの1つの手段として活用する手法が模索されています。
そこで、この度、この分野での知識と経験を有する伊野口誠君にお願いして、全面的に見直しを行うことにいたしました。
特に第9章はストローの技術が、今後飲食用以外のどのような分野に転用されるのか、パテントマップを駆使することにより、
新規用途が見出され、企業の新分野への進出を企画する経営戦略の一助となります。これはパテントマップの
知財ランドスケープとしての活用の一例と見なして、参考にしていただければ幸いです。