book

kviewer

Power to Gas ドイツ事例集成 2021


定価 ¥ 66,000(税込)
販売価格 ¥ 66,000(税込)
商品番号:dd0023
ISBN:

■販売者:パテントテック社

■出版社:有限会社デジタルリサーチ
■資料体裁:PDF(パワーポイント)80ページ+エクセルデータ (CD-ROM)


下記から目次項目単位を選択し、購入目次を設定願います。

■発刊日:2021年7月31日

数量
送料無料



■本資料の特色

デジタルリサーチは2021年8月から、「2021年版 世界のPower to Gas市場」を順次発刊いたします。

弊社では2014年に、ドイツを中心として欧州各国で実証プロジェクトが始まりつつあったPower to Gas(X)市場を、調査レポート「2014年版 定置用燃料電池の現状と将来展望(Ⅳ) Power to Gas」としてまとめました。それから7年、「Power to Gas」は、特に欧州では再生可能エネルギーの導入拡大を担保するエネルギー貯蔵技術として、またカーボンフリーのe-fuel製造技術として注目されてきました。そして2020年7月に、「欧州水素戦略(EU Hydrogen Strategy)」が公表され、EUが目標としている2050年までの気候中立や、パリ協定の目標達成という公約に沿って、水素を主要なエネルギー資源として位置付けるとともに、アフターコロナの経済再生戦略の柱として、水素エネルギーを活用する事業戦略を打ち出してきました。エネルギー安全保障という欧州の政治的な思惑も見逃せないでしょう。
欧州各国は、ドイツの「国家水素戦略」をはじめ、次々に「水素戦略」を策定しています。水素エネルギーは、欧州域を超え、北アフリカ、中近東、南米、オーストラリアといった地域でも巨大な投資を呼び込む事業として、その動向が注目されています。
 
「Power to Gas」は、風力発電や太陽光発電の巨大ファームの建設と水電解によるグリーン水素製造、ガスパイプラインへの注入によるエネルギー貯蔵という一連のチェーンだけでなく、その水素を活用した製鉄技術の革新、カーボンフリーアンモニア製造プロセスやe-fuelの製造、燃料電池車への直接供給、燃料電池による利用など、多岐にわたる水素バリューチェーンを実現しつつあります。

弊社では、(1)「Power to Gas」の世界各国のプロジェクトの概況と最新状況をまとめた事例集成、(2)基幹技術である水電解装置の開発動向と市場動向の調査、(3)Power to Gasプロジェクトの分析と将来展望をまとめたレポートを通して、多様な展開を見せている世界の「Power to Gas市場」の現在を紹介していきたいと考えております。